みみさんと柴くん~リハ日記~

思いがけず むち打ちになってしまった女・みみさんのリハビリと担当PT柴くんとの日々をつづった絵日記です。

セカンドオピニオンを考える!

 

 

むち打ちと診断されて3週間ほど経過しても

症状は改善をみせないどころか、

日増しに痛みが増していくばかり・・・

 

 

 

 

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なにがそんなに気に入らないのかと、

自分でも思ってしまうほどのしかめっ面。

ちょっとしたことでもイライラしてしまって

仕事場ではなんとか耐えようとしていても、

家に帰ると反抗期の時よりも荒れてしまい

毎日あてようのない怒りをぶつけて・・・。

 

 

 

それでも、出勤しないわけにもいかないので

なんとか痛み止を多く服用しながら出勤するも・・・

 

 

 

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異動のちょっとした揺れだけでも後頭部に響いて

腕が上がりにくくなっていたこともあって、

つかまると腕が震えてしまったり

本当にいつも立ちながら通勤していたのに

日常のちょっとしたことが出来なくなっていく

そのことが伝わってきて悔しかったです。

 

 

痛みは首や肩だけではなく、頭痛に続いていき

腕の慢性的な痛みへとエスカレート・・・

 

 

 

 

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このままではなにも出来なくなる!!

 

はやくよくなりたい!!

 

 

その一心から病院に行って医師に相談するものの

返ってくる言葉は毎回毎回・・・

 

 

 

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このままではよくならない。

 

よくならないどころか、この医師に症状を伝えても

ストレスで悪くなってしまう!!

 

 

そうだ、セカンドオピニオンだ!!

 

 

 

そう、考え始めたものの、むち打ちくらいで

セカンドオピニオンって大丈夫なのかな?

保険会社とはどうなってしまうんだろう・・・

 

 

そんな不安が先に頭に浮かんでしまい、

行動に移すかどうかを迷うことになりました・・・。

 

 

 

 

むち打ちの苦痛・・・

 

あまりの痛みに病院に行くと、

まず受付の方から

 

保険会社と連絡がとれていないので

今回の受診も全額負担となります

 

 

との、患者への配慮もなにもない言葉。

 

 

保険会社と連絡がついたのはそれから数日後。

初回の受診と連絡がつくまでの受診料金は薬も含め

すべて全額負担だったのでキツかったですが、

それは色々な手続きが必要だったので仕方なかったと

理解しています。

 

 

この日も、けっこうな待ち時間を過ごして

やっと呼ばれて医師のところで症状をつたえても

 

 

 

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むち打ちなんて小さなかすり傷的な考えなのか、

やはり保険会社が関わってくることには

消極的で面倒になってしまっているのか・・・

 

 

どちらもだとは思うのですが、あまりに心ない対応で

むち打ちの痛みなど経験するはずもなかった私の

不安はどんどんふくらんでいき・・・

 

 

 

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けっこうな待ち時間を過ごしても

診察は1分みてもらえるかどうか、

返ってくる返事は思いやりも気遣いも

まったく感じさせない医師の言葉。

 

 

症状の改善がまったくみられないなかで、

痛みを訴えても聞いてももらえないし

なのに明細には「生活指導料」の名目で

そこそこの値段がとられていて・・・(・・;)

 

 

痛いのに病院に行くことがストレスになり

医師と会って話をすることもつらくなる

悪循環に陥ってしまったのです・・・。

 

むち打ちの恐怖!!

 

 

むち打ちの恐怖がここからスタート・・・

 

警察での手続きが終わり、

しばらくしても保険会社からの連絡はなく

どうしたものかと思っていたのですが、

それどころではないほどに

痛みが日増しに強くなっていきました・・・

 

 

 

首は上を向きにくいから始まって、

左右を向くのがなんだか違和感があると感じ始め

下を向くのも最終的にはつらくなりました。

 

 

 

そして、なにより・・・

 

 

 

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肩と二の腕の痛みはひどかったです。

今でも二の腕の痛みは残っているのですが、

痺れるような常に釘かなにかでグイグイと

押しつけられているような感覚がありました。

 

 

 

当然、そうなると仕事をしていても痛みは激しく、

事務の宿命、デスクワークで同じ姿勢を長時間

キープしなくてはならないことがキツかった・・・。

 

 

 

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もともと、そんなに明るいタイプではない私は

渋い顔をしていると怒っているのかといわれたりで

痛みがあると余裕もなく、スルーしようとしても

他人の言葉がいちいちグサっと刺さったり・・・。

 

 

 

そんなストレスが倍増することになったのが、

頭痛が日増しに酷くなったこと。

 

 

 

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痛み止は飲んでもまったく効果がないし、

湿布など貼っていても夜に少し弱まる程度で

すぐに肩と腕の痛みは目覚めてしまいます。

 

 

 

あまりの痛さに病院に行ってもそこには

私を救ってくれる緩和薬などなかったのです・・・。

 

 

 

むち打ちは処罰が必要?

 

処罰を望みますか?

 

 

そう、面と向かって聞かれた時は

なにのことかわからなかったです。

 

 

ぶっちゃけ、免許を持っていなくて

移動には公共交通機関という私にとっては

事故とはけっこう離れた場所で生活していたつもりで、

事故に遭遇して怪我をしてしまった時に

どうしたらいいのかなど知らなかったです。

 

そんななか移動中の事故によって

怪我をした届け出を警察署にだして、

色々な手続きをふんで調書を作成して・・・

挙げ句に・・・

 

 

 

 

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だったので、もう理解できずに

 

 

 

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面白いくらいに口あんぐりのポカン顔(;´д`)

 

 

 

おかげさまで、警察のお世話になるようなことがなく

平穏無事に過ごしてきた平凡な庶民の私は、

事故で怪我をした際に加害者に対して

処罰を望むかどうかという選択があることも

まったく知らなかったのでビックリ。

 

 

 

なんでも、怪我の程度によっては双方の運転手に対して

処罰を望むかどうか選択できるということでした。

 

 

私としては、処罰を望んだところで双方の運転手、

そして私にとっても時間の無駄だと思ったのと、

処罰といっても点数とられるとかそんなものでしょうし

罰金といっても微々たるものだろうと思ったので

これからの治療費を負担していただけるなら

それでいいという選択をしました。

 

処罰を望む場合は実況見聞が必要となったのでしょうが

私が望まなかったことで、実況見聞は実際なく

双方の運転手とも顔を合わせないままです。

保険会社に対応していただけるだけ良かったですが、

事故をおこした責任ある立派な社会人ならば

一言くらいお詫びの言葉くらいほしかったなと・・・。

 

 

お詫びの言葉、謝罪の言葉どちらにしても

言わせたのでは意味がないので、

当時は悩んだし苦しみましたが今はあきらめて

許しはしませんが前向きに考えています。

 

 

処罰を望むかどうかは人それぞれの選択。

ただ、処罰を望んだとしてもどちらにとっても

納得できる処罰なんてされないので、

冷静に考えることが必要かなと思います。

 

 

警察署関係の手続きはここまで。

あとは双方の運転手に連絡がいったり

保険会社に連絡がいくということでした。

 

 

警察署に居たのは一時間くらいだったけど、

珍しい体験ができたなと今は思えますが

当時は激しさを増す首の痛みと、

出勤前の煩わしさとが重なっていて

余裕はちっともなかったのでした・・・(・・;)

 

 

 

むち打ちには攻防戦もある。

 

 

警察署での仮調書作成。

むち打ち第一関門ともよびたい

ちょっと面倒で慣れない環境下での

詐欺よばわりの攻防戦・・・。

 

 

警察から詐欺じゃないか?などという

あらぬ疑いをかけられつつあるピンチに、

首の痛みが普段の制御機能を退化させて

私、みみさんマジ切れ寸前・・・。

 

 

 

私は降りてくださいって促されて降りたんですよ

 

そうですよね・・・

 

仕事前で急いでいましたし逃げる必要なんてないです

 

ですよね

 

だいたい、なんなんですか

立証させるってどうしろっていうんですか

 

いや、それは・・・

 

運転手さんとご対面ですか?

 

必要におうじてはそうなりますね

 

覚えているんですかね

 

うーん・・・

 

怪我をさせられたのは私です

 

ですよね・・・

 

あ、移動中にシートベルトはしめていましたか?

 

移動中にシートベルト?

高速のってるんじゃないですから

しめてないというよりシートベルトがないですよ

 

そうなんですか

 

普段の移動でシートベルトしめてる乗客が

実際にいるならお会いしたいですよ

 

それじゃ、過失はないと・・・

 

います?見たことあります?

逆に私の過失とか不注意ってなんですか?

 

 

 

このあと、母から言われました

 

顔色ひとつ変えないで言うから怖かったー

あんたって大人しいとばかり思っていたけど、

いざとなれば私よりしゃべるんだね

 

 

 

母よ。

 

私も自分で驚いた。

 

 

 

豆腐メンタルもやるときはやります。

いや、豆腐メンタルだからこそこうなるんですね。

普段キレないから適度なキレかたを知らない・・・。

 

 

 

そんな豆腐メンタルが頑張った結果、

とりあえず面倒になったのか話をすすめ

加害者に対して処罰を望むかどうかという

選択をせまられたのでした。

 

 

今回はイラストなしでした!(;´д`)

 

 

むち打ち、事故の経緯。

 

 

警察での仮調書作成。

 

 

聞かれることは事故当時の状況と

私が怪我をした経緯など。

 

 

事故当時に私が現場に残っていれば

こんな手続きが必要ではないのですが、

事故当時、すぐに現場を離れていたため

こんなことになってしまいました(;´д`)

 

 

むち打ちになるような事故として多いのは

停車していた車に後続車が追突してくる

ケースだと思いますが、

私は乗車していた乗り物と乗用車が

事故を起こして巻き込まれたかたちです。

 

 

 

なので、事故が起きたときに運転手から

 

移動できるまで時間がかかるためお急ぎなら

降りて歩いて移動してください

 

という指示に従うかたちで現場に残らずに、

そのまま出社してしまいました。

 

 

 

警察の調書をとるときは居なかったので

その時の事故が原因でむち打ちの症状が

あとから出てしまうとすごく面倒になり・・・

 

 

まずは貴方が乗客としてたしかに乗車していたこと、

被害者であることが立証されないと・・・

 

 

 

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と、言われることになってしまいました(・・;) 

 

 

今、思い返すとその場に残っていたら・・・

せめて運転手に連絡先等を渡して、

私が乗客として確かに乗車していたことを

確かなこととして残せていたらと思います。

 

 

 

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こんな首がひどく痛むなかでそんな面倒なこと

一方的に言われても・・・

 

 

次回みみさん、冷静にキレる!

 

 

 

むち打ち、仮聴取!

 

むち打ちになって警察に行く。

 

 

そんなことが必要だとは思ってもいなかったので、

届け出というものがどういうものかも

はっきりとはわかっていなかったのですが、

警察署に行くことも当然ながら初めて。

 

 

首がガンガン痛むなかだったので

楽しむというか・・・体験するという

そんな余裕がなかったので残念でした。

 

豆腐メンタルなくせにこういった時に

好奇心というものが押し寄せてきてしまうのは

いいところなのか、悪いところなのか・・・。

 

 

警察署ですが、連絡をして向かったものの

事故処理担当の方が他の案件で不在で、

しばらく待ったものの結局は他の方に

話を聞いてもらうことになりました。

 

 

案内されたのは薄暗い病院の地下のような

蛍光灯がもうすぐ切れそうというような

本当に役所関係ってこうだよね!みたいな

暗くてドアが無数にあるような場所でした。

 

 

母と横にならんで座って待っていると

書類を手に若い男性が入ってきて、

 

これから仮の調書を書きますね

 

と、言うとまずは診断書を受け取って確認。

私の必要な情報を確認したあとだったかで

事故の起きた詳細を聞いてきました。

 

 

 

 

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 広くはない部屋で無駄に大きな机をはさみ

豆腐メンタルリストは小さな声で話すもので

何度となく聞き返されながらの仮調書作成。

 

 

そもそも、むち打ち事故でこんな面倒な

手続きが必要になってしまったのか・・・

それは私の事故後の経緯にあったのですが、

その話はまた次回・・・。

 

 

 

 

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冗談です。

 

 

冗談ですが、この光景は私にとって本当に

UFOよんでいるようにしか思えないです(笑)